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sickoを観ました -part3- 2009/01/18

Posted by purplepeach in これからの世界.
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sickoの続き…

マイケル・ムーアのおじさん夫婦がカナダに住んでいる。この取材のために、アメリカまで気てほしいとお願いする。すると、海外旅行保険に加入してからじゃないと行かないと言った。それがたとえ一日だけでも、ぜったいに保険に加入するという。実は、おじさん夫婦の友達で、アメリカでゴルフをしていて怪我をしてしまい、その時の治療に大金を使うはめになった人がいるから…。たとえ一日でも、それがホリデーであっても、ぜったいに保険に加入してからじゃないとアメリカには行かないらしい…。

もう一つ、びっくりする話…
あの911の時にボランティアで働いていた現場のスタッフに、気管に廃墟で舞っていたホコリが入ってしまい、重度の病気になってしまった人がたくさんいる。その中の女性の一人はぜんそくのような症状がでていて、年中咳が止まらない。その体調では仕事にも行けず、子供を育てるにも苦労する貧困状態になっている。しかし、政府からの医療援助はまったく出ず、ぜんそくの薬を買うのにやっとの生活。

そういった病気をかかえる元ボランティアスタッフに医療を!ということで、何人かのスタッフを連れてキューバの病院に行くことになる。そして、驚くことに、キューバでは、旅行者であっても、無料で治療を受けることができる。その上その彼女が必要なぜんそくの薬はアメリカの1/10ぐらいの値段で購入できる。

その国によって、医療制度はいろいろで、その内容により、税金の額もかなり違うのではないかと思う。だけど、アメリカのように発展した国が医療保険を国民に与えていないというのは…おかしな話だ。

sickoを観ました -part2- 2009/01/17

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sickoの続き…

マイケル・ムーアのお決まりパターン、
それじゃあお隣の国では?ってことで…カナダに調査に行く。

カナダの病院に行って、医療費がどれくらいかかるか聞いて回る。
答えは「$0.00」。国の医療保健があるので、患者はどんな治療でもタダで受けられる…もちろん入院しても、出産しても。

きっとカナダだけ特殊なんじゃないか?とイギリスへの調査に行く。
しかし、ここでも同じ結果、国の医療保健で治療できる。

もう一つ…フランスでは?ということに。
結果…同じく国の医療保健で治療できる。しかも、緊急時に家まで来て診療してくれる医者がいて、これを呼んでもタダ。
出産して子供の世話が必要な時は、タダで国が派遣する家政婦を呼ぶこともでき、子供の世話から、家の用事まで頼める。
そして、驚くことにフランスでは大学までの教育費もタダだそうだ。
いろんな意味で進んでいるけど…やっぱりフランスの税金はその分かなりお高いですね。

この取材中に、カナダ人に「なぜこの医療制度がアメリカにはないんだろう?」と聞いてみる。その人は、「医療制度の根本に、みんなで困った人を助け合うという考え方があるけど、それをアメリカでは受け入れられないのではないか」という。つまり、医療保険とは、一定の額を税金の一部として納めて、そのお金を病気の人の医療費に使いましょうというもの。つまり、自分が健康か病気かに関わらず、そのお金で困った人を助けようという考え方の上に成り立っている。そして、アメリカではそういった考え方が成り立っていないのではないか?ということ。

同じ質問をイギリス人にも聞いてみる。すると「政府は国民にお金と健康と自信を与えなくない。なぜなら人はその3つを手にすると、コントロールしにくい国民になるから」つまり、アメリカ政府は国民に健康を与えたくないのでは?ということ。
これはかなり飛躍しいているけど、的を得ている気もする。アメリカ政府はいつも国民をどうやってコントロールするかばかり考えている気がするから。

part3に続く…

sickoを観ました -part1- 2009/01/04

Posted by purplepeach in これからの世界.
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今さらだけど…「sicko」を観た。
この映画はマイケル・ムーア監督の医療問題をテーマにしたもの。
「sicko」は英語で、シッコではなく、どちらかと言うとスィコと発音する。
意味的には「病的なヤツ、病的なもの」みたいな感じ…もちろんスラング。

アメリカの医療問題は深刻。
何が深刻かというと…国が国民に医療を提供していない。
もちろん病院もあって、医者もいるけど、医療費は全て自分持ち。
国が保証する保健はないので、
自分で個人的に保健に入らない限りは無保険ということになり、
莫大な医療費がかかる…つまり国が医療を提供していないに等しい。
アメリカではこの状況が昔からずっと続いている。

一つの例…男の人が電気ノコギリで指を切断してしまった話。
中指と薬指の第一関節あたりから指を切断してしまい、病院に行く。
医者の診察後、指を元に戻すのに、中指なら$60,000、薬指なら$12,000かかると告げられる。(なぜか薬指の方がだんぜん安かった)もちろん、彼は個人で保健をかけていなかった。そして、悩んだあげく、安かった薬指の手術をお願いすることになる…つまり、中指はあきらめるということ。
お金があれば(保健があれば)、両方の指を接続できたのに、お金がないためにどちらかの指を断念するなんて…なんて悲しい話。

もう一つの例…男の人の肝臓が悪くなり、手術をしないと助からない状態になる。その人の奥さんは病院に努めていて、その関係で医療保険にも加入していたのに、保険会社から治療費の支払いを認められなかった。いろいろとためしたものの、結局支払いは承認されず、その彼は手術を受けられないままついに亡くなってしまう。

どうして保険に加入していてもこんなことが起きるのか…
保険会社は加入者から治療の申請を受けると、社内で審査を行う。
社内に治療費を出すか出さないかを審査する専門の医師がいて、その医師たちは治療費をしぶるごとにボーナスがもらえる。つまり、医療費の支払いを減らせば減らすほど、自分たちは会社からお金をもらえるし、会社も儲かるしくみになっている。
上記の2つ目のケースはその典型的な例で、後になって、その医師グループの一人が内部告発をしている。

アメリカではこんなことが普通に起こってる…続きはpart2で。

ユニセフ親善大使 2008/08/01

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徹子の部屋でユニセフ報告をやっていた。黒柳徹子がユニセフの親善大使として、いろんな国に取材に行った様子をまとめたものだった。

一番ひどかったのはエチオピアの難民の子供の姿。ほとんど骨と皮…膝のお皿がその上下の部分よりも飛び出た状態…になっていた。歩けているのが不思議なくらい。

カンボジアのポル・ポト政権下で行われた虐殺の取材は、見ていてぞっとするものだった。その時の血痕が残る部屋の様子が納めらていた。200万人の人が拷問を受け、その後、自分で掘った穴に落とされるか、首を切られて殺されたらしい。

ーーーこの日曜日に特集番組があるそうですーーー

サンデープレゼント
虐殺の後遺症いまも〜黒柳徹子のカンボジア報告〜
テレビ朝日系列放送
8月3日 日曜日 14:00〜15:25

http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/080801.html

石けんを知らない人たち 2008/07/21

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最近インド、中国での経済発展がめざましい。
それに乗り遅れないように、いろんな企業が必死なようだ。インドの貧しい農民をターゲットに、企業が動いているらしい。お金のない人をターゲットにしてもうかるの?と思うけど、7億人いる人たちが一斉にその企業の商品を買い始めたら…ものすごいことになる。

都会から離れたTVやラジオもない農民層にどうやって商品を売り込むのか?

1つは学校に行って、生徒たちにうちの商品を使いましょうと宣伝する。例えば、うちの石けんを使えば、ばい菌から体を守れて健康でいられるという。しかも、授業の一部として行われていて、商品名を復唱させている。ヘッドギアをつけていないのが不思議なくらい…まさに洗脳の世界。今まで石けんなんて使ったことがない家が、その宣伝を聞いてきた子供によって「そりゃ、うちも石けん使わねば」ということになる。

もう1つは、農家の主婦層を訪問販売員として雇い、商品を売ってもらうというもの。主婦層は顔が広いので、知り合いがどんどん買ってくれるし、その収入によって家庭が裕福になる。学校にも行かせてもらえない女性たちに働く意欲がわいてくる。

確かに貧困層の人たちの暮らしが衛生的になり、収入が増え豊かになって、いいことずくしのよう。ただ、何かひっかかる…。今まで石けんを使わなかったから、みんな病気になって死んでいったかどうか?そういう商品、生活が必要でなかったのに、これからはそういう商品なしでは生きていけなくなる。そこから、どんどん生活が変わって、文化が変わっていく。

今、先進国では、無駄をなくす、環境にいい商品を使うなどの対策を取ろうとしている。そんな中、インドの農民たちの生活は、消費大国の第一歩を踏み出そうとしているように見える。今のままの環境にやさしい素朴な生活が、物に支配され、環境を破壊する生活になっていく…まさに企業にとっては計画通りだ。民族の文化を変えてまで、儲かればいいのだろうか?